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ALL MY HEART -この恋に、わたしの全てを賭ける-SUPER HEROINE 彩香-AYAKA- 届きそうで、届かない 私たちの距離はあいまいで …キミまであと 何光年? 望むほどに傷つき 願うほどに痛む この「ココロ」と「カラダ」 …壊したくなるの! かわりゆく現在(いま)があるから 未来(あす)は美しいと思えた …ひかる星々に両手をかざし 流れる星は いくつも夢を乗せて ただようけれど 全部つかみとる!追いかける! 夢も理想も はるか遠くまぶしく 輝くけど 誇らしく、力強く! Long Ver. 届きそうで、届かない 私たちの距離はあいまいで …キミまであと 何光年? 望むほどに傷つき 願うほどに痛む この「ココロ」と「カラダ」 …壊したくなるの! かわりゆく現在(いま)があるから 未来(あす)は美しいと思えた …ひかる星々に両手をかざし 流れる星は いくつも夢を乗せて ただようけれど 全部つかみとる!追いかける! 夢も理想も はるか遠くまぶしく 輝くけど 誇らしく、力強く! ささやかな願いさえ 叶わないことなんで いつものことだって …目を閉じ笑った 理不尽なシナリオを なぞるだけの毎日じゃ …つまらないじゃない!壊してみせるよ! 消えゆく星々は語る「今日と同じ明日などない」と …ひかるあの空に両手をかざせ! あの輝きに 届きそうで届かない 流れる星に 瞳を細めた・・・追いかけた! 夢も理想も 願えば叶うなんて だれが言うの? この足で、たどり着ける! 流れる星は いくつも夢をのせて ただようけれど 全部つかみ取る!追いかける! 夢も理想も はるか遠くまぶしく 輝くけど 誇らしく、力強く! あの輝きに 届きそうで届かない 流れる星に 瞳を細めた・・・追いかけた! 夢も理想も 願えば叶うなんて だれが言うの? この足で、たどり着ける!
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L:涼州から奇襲に賭ける(EV136-201)={ t:名称=涼州から奇襲に賭ける(EV136-201)(戦闘) t:要点=戦列,突撃,戦馬 t:周辺環境=平原 t:説明文 ={軍団は白夜のダークサマーレルムに現れた。奇襲は成功した。敵の第1軍に襲い掛かることができる。} t:とれる行動={ t:この場面で得られる効果 ={ここではARが尽きるまで戦闘できる。(使い切ってかまわない。)敵部隊100以上を撃破して次の戦闘のアイドレスを選ぶもしくは撤退を選択しなければ部隊は敵に飲み込まれて全滅する。強制リクエストを受けなければならない。なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。}t:強制リクエスト={#行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値,リクエストされるAR*強制リクエスト装甲(このリクエストは強制),装甲,24,0,0,{4、1}(ただし、敵100部隊を撃破していれば、このリクエストは発生しない。)}t:この場面で選ぶことが出来る行動={#行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値 *パーティ分割(小部隊に分割するだけ),なし,なし,3,0*連携(バンド)する,外見,7,1,0 #同調判定ではなく部隊全体の外見判定です*短距離移動する,なし,なし,1,0(Y=-1の修正を与える。修正は蓄積されるが最終的にYが0未満になることはない)*白兵距離まで移動して敵一部隊に攻撃を行う,白兵,X,3+Y,X×4*詠唱戦して敵一部隊に攻撃を行う,近距離,X,3+Y,X×4*(弓で)敵一部隊に攻撃を行う,中距離,X,3+Y,X×4*特殊を使う,なし,なし,3,0 #特殊の効果に従います。*撤退して次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,2,0 #守勢への移動*次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,4,0 #一騎打ちへの移動#Xは以下のように求める()内は部隊の数。#なお、敵をグルーピングすることは出来ない。敵奴隷兵 (15人120部隊) Xは15 Yは1敵兵 (15人120部隊) Xは22 Yは2敵エリート兵 (15人8部隊) Xは27 Yは2敵シープホーン (1人4部隊) Xは42 Yは0t:要求されるパーティロールプレイ=正面決戦} t:→次のアイドレス =(100部隊以上撃破)一騎打ち(EV136-203),(撤退をした場合)守勢(EV136-204)} 藩国名 部隊名 元記事 次のアイドレス 判定 残りAR 修正一覧 達成値 バンド先 01 宰相府 王女親衛軍第一騎士団 元記事 守勢(EV136-204) 終了 14 修正一覧 324 ○ 02 神聖巫連盟 巫歩兵部隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 03 玄霧藩国 T13玄霧藩国部隊 玄霧藩国・整備班A 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 04 玄霧藩国 T13玄霧藩国部隊 玄霧藩国・整備班B 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 05 玄霧藩国 T13玄霧藩国部隊 玄霧藩国・治療班A 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 06 玄霧藩国 T13玄霧藩国部隊 玄霧藩国・治療班B 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 07 玄霧藩国 T13玄霧藩国部隊 玄霧藩国・治療班C 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 08 玄霧藩国 T13玄霧藩国部隊 玄霧藩国・暗殺者分隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 09 よんた藩国 よんた藩国部隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 10 リワマヒ国 リワマヒ国軍医療班・東隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 11 リワマヒ国 リワマヒ国軍医療班・室賀隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 12 海法よけ藩国 よけ藩ごちゃまぜ隊 よけ藩医療整備隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 9 修正一覧 0 ○ 13 海法よけ藩国 よけ藩ごちゃまぜ隊 よけ藩魔法使い隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 9 修正一覧 0 ○ 14 るしにゃん王国 るしにゃんにゃん中隊 チーム:オンス 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 15 るしにゃん王国 るしにゃんにゃん中隊 チーム:アルフ 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 16 るしにゃん王国 るしにゃんにゃん中隊 赤弓隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 17 るしにゃん王国 るしにゃんにゃん中隊 黄弓隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 18 暁の円卓藩国 暁騎兵隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 14 修正一覧 504 ○ 19 たけきの藩国 馬とゆかいな仲間たち部隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 16 修正一覧 270 ○ 20 愛鳴之藩国 愛鳴之剣士部隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ 21 芥辺境藩国 ドリームハンター部隊 元記事 守勢(EV136-204) 終了 10 修正一覧 0 ○ -- イベント登場 炎の騎士団 暁国民部隊1 元記事 AR切れのためなし 終了 0 なし 168 部隊全体 -- イベント登場 炎の騎士団 暁国民部隊2 元記事 AR切れのためなし 終了 1 なし 304 部隊全体 -- イベント登場 炎の騎士団 暁国民部隊3~15 元記事 AR切れのためなし 終了 1 なし 364 部隊全体 次のカードで回復するため、基本のARに変動はありません。 たけきの藩国の達成値について、行動7がキャンセルされているので、 達成値の追加がない場合は中間の+54がひかれて、216となるので要質疑のこと。 敵撃破リスト 母体 名称 敵名称 部隊数 宰相府 王女親衛軍第一騎士団 敵エリート兵 ×3 暁の円卓藩国 暁騎兵隊 シープホーン ×3 たけきの藩国 馬とゆかいな仲間たち部隊 敵エリート兵 ×2 イベント登場 炎の騎士団 シープホーン ×1 イベント登場 炎の騎士団 敵エリート兵 ×2 イベント登場 炎の騎士団 敵兵 ×40
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【この1点に賭ける】倉敷 舞子 (投先) 最終更新日時 2021/04/01 09 40 55 このページを編集 属性 レア 守備適性 決め球 カーブ 変化球1 - ◎ 〇 △ - - - - - - - - 変化球2 - キャラ総評 イベントほどける心 涙晴れる日にて入手できた蝶属性初のSR先発投手。 仙波ネキとバッテリーを組んで挑む強豪校相手の膠着状態の5回表 本来左打ちの委員長が右打席でスクイズをする策を用いた際の一幕。 スクイズは一塁側へ見事に転がし、走力自慢のぼっち先輩の絶妙なスタートで待望の先制点をもぎとったところ。 ……このシーンは 先発投手 倉敷舞子のシーンです。 シーン実装時蝶属性の先発SSRはノゴローしかおらず イベント開催中にガチャで登場したSSR猫車先輩が加わったものの 次点の蝶先発がRの九十九・近藤・竹富までレアリティが下がる層の薄い状況だった時に登場 おかげで第3回プリンセス杯(後半蝶属性)では上記SSRを持ってないプレイヤーは結構お世話になったかもしれない 炎上報告が若干目立った。 けどこういう投手って時々すげぇ快投したりもするよね…… 試合評価 * 球 速 コントロール スタミナ ミート パワー 走 力 守 備 備考 素パラメータ 119km/h 2920 3501 2631 2301 3246 2798 - 恒常スキル後パラメータ 124km/h 3320 4401 2631 2301 3246 2798 ノビ+3/ゴロ率+2 敵走者1人以上 -km/h +800 - - - - - - 最大バフスキル後パラメータ 132km/h 5670 4401 2631 2301 3246 2798 粘り強さ+4/ノビ+3/クイック+5/ゴロ率+2敵打者ミート-1000、パワー+100 アイコンも試合性能も初期投手で一番燃えている岩城くんよりさらに燃えやすい。 5凸することが前提になっているとはいえ、ランナーが出ない限りはR投手以下の性能であり、最大限に能力を発揮できる状況も限られている。 なにぶん素のコントロールが低く打たせてとりやすいわけではなく、かといって三振を奪いやすい球速でもない。 スキル反映後のステータスを参考にさせていただくと最終的にはコントロールが大きく伸びていくようだが スキルも才能も『ランナーがいるとき』『ランナーが得点圏にいるとき』ばかりでヒヤヒヤさせられる構成。 リアルのプロの世界ではこういうタイプの投手に嵌ると残塁の山を重ねた挙句抑えられ、明日以降も結構なダメージを残されるというパターンもあるけれど、常にワンマッチのこのゲームでは全然影響がないのが残念。 エンターテイナー投手であるという事は常に念頭に入れて起用してください。 余談だが走力2凸で3500を超えるので蝶の1~3番チームスキル発動ができる。 筆者は思い切って投手能力かなぐり捨ててミート走力2凸パワー1凸育成しようかと考えた時期もありました 無凸と信頼度7-5で走力3400以上となる。もっとも、投手は9番に配置することが多いので、これが役に立つのはLv4染めスキル「夢幻泡影」の条件(スタメン8人のうちの1人)を満たすことくらいだが。 デレスト評価 メニュー ランク カード名 属性 力 速 技 効果 練習メニュー ★★ 投げ込み 蝶 0 20 9 - 追加メニュー ★ 技術メニュー修正 風 - - - T型メニュー1枚までと同時実行可能獲得ポイント上昇 練習メニューを破棄する 追加メニュー ★★ 短距離走 蝶 9 20 0 - メニュー廃棄は使える場合もある、という程度 スキル解説 ランク スキル名 条件 効果 入手可能デレスト1 入手可能デレスト2 ★★ 土壇場の透徹力 投球時/投球イニングが3回以降/走者が得点圏にいるとき 自身の球速・コントロールが大幅に上昇する 楽しさに潜むもの0-50-8 - ★★ 荒れ球の奥義 まれに/投球時 敵打者のパワーをわずかに上昇させるが、ミートを超絶に減少させる いつもの二人 0-35-4 シェイプアップ 0-29-0 ★ 土壇場の集中力 投球時/投球イニングが3回以降/走者が得点圏にいるとき 自身の球速・コントロールがわずかに上昇する 楽しさに潜むもの シェイプアップ ★ 不屈の極意 投球時/失点が2以上のとき 自身の球速が少し上昇し、粘り強さが上昇し、コントロールが少し上昇する キャプテン代理 - ★ クイックの極意 投球時/走者が1塁にいるとき 自身のクイック・コントロールが大幅に上昇する 清城高校 - ★ 柔能制剛の極意 なし 自身の球速が少し上昇し、スタミナが上昇する 楽しさに潜むもの 練習なくして ★ ノビの心得 なし 自身のノビが上昇し、コントロールが少し上昇する ★ 球質の心得 投球時/投球イニングが2回まで 敵打者のミートを少し減少させる ★ 奪三振の心得 超まれに/投球時 敵打者から三振を奪いやすくなる(発動上限回数5) ★ 低めの心得 投球時 自身のコントロールが少し上昇し、ゴロを少し打たせやすくなる ★ 速球の基礎 なし 自身の球速がわずかに上昇する 大雑把な説明書的に言えば、①まず3回まで頑張ってください。②2失点は覚悟してください。③なんとか粘って試合を作り中継ぎに引き継いで下さい。そんな構成。 土壇場の〇〇シリーズと奥義&極意で6枠埋まるが、もし心得を取る場合は 荒れ玉の極意のマイナス部分を相殺できる低めの心得、3回まで頑張るための球質の心得、ロマンの奪三振の心得あたりか プレイヤーの思うぼっち先輩像にあわせて組み合わせて、どうぞ。 才能 才能名 Lv 条件 効果 粘りの投球 7 投球時/走者が1人以上いるとき 自身のコントロールが超バツグンに上昇する 踏み込みが良い 5 投球時 自身のノビが上昇し、球速が大幅に上昇し、コントロールが少し上昇する スタミナ◎ 5 なし 自身のスタミナが超大幅に上昇する 責任感 5 投球時/走者が2塁にいるとき 自身の球速が大幅に上昇し、コントロールが上昇し、粘り強さがわずかに上昇する ランナーがいてなんぼってのは文字通り眺めるだけの監督としてはなかなか怖い。 投球回3イニング以上で能力増強の条件を満たせるのでそこそこにスタミナ上昇してもらいたい反面 あまりずっと投げられるのも胃がキリキリしそうというジレンマ。 いつだって踏み込みが良いことが心の拠り所 セリフ集 +押すと開きます 状況 セリフ ホーム - - - - - - - - 試合/試合前 - 試合/開始 - 試合/カットイン - - 試合/勝利 - - 試合/敗北 - デレスト/特訓 - - コメント ログを開く スクイズしてるいいんちょ、設定では左打ちなんだよなぁ・・・ - 名無しさん 2017-11-15 16 59 19 ゲーム内では右打ちだからセーフ - 名無しさん 2017-11-16 22 27 10 スイッチヒッターに挑戦中なんでしょ(すっとぼけ) - 名無しさん 2017-11-18 15 01 09 スクイズするときだけ右打席に入る設定なんじゃない? - 名無しさん 2017-11-21 11 47 24 あ、スクイズですか。と相手チームにばれる件はいいんですかね・・・(困惑)元々右ではないからバスターも無いわけだし - 名無しさん 2017-11-22 09 38 27 高校野球あるあるやからセーフ - 名無しさん 2017-11-23 18 06 05 それより帽子をかぶってるのが審判だけという状況をどうにかした方がイイ - 名無しさん 2017-11-23 18 06 42 「この一点にかける」からの「失点2以上のとき、少し粘り強い投球をする」は草も生えない - 名無しさん 2017-12-04 20 55 15 名前
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シオミ p e 属性 雷 コスト 10 ランク B 最終進化 A レベル HP 攻撃 合成exp 10 518 344 277 30 628 543 ? 最大必要exp 4,502 No. 0203 シリーズ シオミ Aスキル サンダーヒール+ 雷属性の味方のHPを小回復(5%) Sスキル 稲妻の魔術 敵全体へ雷属性の小ダメージ(25%/5turn) 売却価格 7,500 進化費用 35,000 進化元 - 進化先 弦楽奏者シオミ(B+) 進化素材 キ1(C+) タ1(C+) ロ1(C+) - 入手方法 クリスタルガチャ 備考 弦楽奏者シオミ(ゲンガクソウシャ~) p e 属性 雷 コスト 11 ランク B+ 最終進化 A レベル HP 攻撃 合成exp 1 318 308 ? 40 692 657 ? 最大必要exp 10,268 No. 0204 シリーズ シオミ Aスキル サンダーヒール+ 雷属性の味方のHPを小回復(5%) Sスキル 稲妻の魔術 敵全体へ雷属性の小ダメージ(25%/5turn) 売却価格 11,700 進化費用 110,000 進化元 シオミ(B) 進化先 調奏シオミ・フォニック(最終進化A) 進化素材 ド2(A+) フ2(B+) フ2(B+) ロ2(B) キ1(C+) フ1(C+) - - 入手方法 進化、クリスタルガチャ 備考 調奏シオミ・フォニック(チョウソウ~) p e 属性 雷 コスト 20 ランク A 最終進化 A レベル HP 攻撃 合成exp 1 742 719 ? 50 1,614 1,531 ? 最大必要exp 19,564 No. 0205 シリーズ シオミ Aスキル サンダーヒール++ 雷属性の味方のHPを中回復(7%) Sスキル 雷鳴の魔術 敵全体へ雷属性の中ダメージ(50%/7turn) 売却価格 13,800 進化費用 - 進化元 弦楽奏者シオミ(B+) 進化先 - 入手方法 進化 備考 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hiyo-24/pages/19.html
カシオ ベイルウッド 「お前の道だ。お前が決めろ!!」 性別:男 一人称:俺 身長:162cm 血液型:O型 職業・役割:男娼 在住地:労働階級区域 A6th(エリアシクス) 趣味・特技:読書・貴金属の目利き・スリ・暗記 好きなもの:家族や友人・本 嫌いなもの:貴族・研究施設 目の色:鳶色 ■(#7A453D)髪の色:栗色 ■(#704B38) 労働階級地域(通称:下層)の廃教会に住む青年。 しっかり者で面倒見がよく世話焼きなリーダー的存在。 A6thの娼館『胡蝶の夢』で男娼として働きながら、共同生活を送る仲間“路地裏兄妹”を養っている。 記憶力が良く、古の物語や伝承に詳しいことから、娼館では『千の物語を語る者(シェヘラザード)』という二つ名で呼ばれ、たった数年で娼館内でも一二を争う人気株に上り詰めた。 美しく話し上手で床上手との呼び声高く、身請けの申し出が後を絶たないが、どんなに良い話も常に断り続けている。身内以外への警戒心が強いが、ひとたび心を許した相手には自分の感情を素直に表現し、持ち前の明るさと愛嬌で親しくなる。娼夫の仕事に関しては、仲間の生活を守るためには仕方ないと割り切って働いている。町で偶然出会って以来、何かと接触を図ってくる茨漣に疑いを抱きながらも、次第に興味を持っていく。 名前の由来: カシオの名前を考えている時に、某電機メーカーの看板が目に入って、とりあえず仮名でつけてたらいつの間にか定着。 名字は森とか大樹っぽいイメージの名字にしたくてこうなりました。 イメージソング:ヒカリヘ(miwa) いつだって僕らは(いきものがかり) ホタルノヒカリ(いきものがかり)ESPERANZA(西野カナ)
https://w.atwiki.jp/asigami/pages/2532.html
曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) ALL MY HEART -この恋に、わたしの全てを賭ける- SUPER HEROINE 彩香 -AYAKA- A 激13 160 391/6 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 78 66 12 17 54 踊譜面(9) / 激譜面(13) 譜面 http //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/a/c/ac06cdcb.png 動画 https //www.youtube.com/watch?v=-LUJUvbsM-E (1P x1.0 2P x2.0, NOTE, handclap) https //www.youtube.com/watch?v=cz7EAK5YDaY (x3.75,NOTE) 解説 初出はjubeat knit (2023-10-22 15 18 12) コメント コメント(感想など) 最新の10件を表示しています。コメント過去ログ イントロアウトロがややリズム難。やや抜けたタイミングでポツンとある16分のタイミングやタタン・タンタンタン・というような一瞬だけ黄色だけになるばしょがあり挑戦者だと少し驚くかもしれない - 2016-04-18 14 26 11 配置やノート数としては足13としてはそこまでの強さはないが、やはり序盤と終盤のリズム難が非常に厄介。スコアメイクやフルコン難易度は13中位~上位。配置自体は全般的にやさしめ。終盤の8分滝のラストの同時などがコンボカッター。 (2019-02-18 20 30 24)
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渺――。 猛々しく吹き荒れる疾風に、遠山の髪が靡く。 現在、彼がしているのは黙想と呼ばれる行為だ。 剣道の稽古などでは、乱れた精神を整えるため、稽古前に行うのが基本。 これを行わずして稽古に臨むなど、言語道断。 そもそも武道とは、己の精神を磨き上げるために存在するのだ。 真面目に黙想を取り組まない者に、武道を学ぶ資格などありはしない。 遠山春奈がこうして黙想をしているのも、己の未熟な精神を見直すためである。 「春奈、まだ終わらないの?」 花と戯れていた童女が、遠山に尋ねた。 顔立ちは年頃の少女に見えるが、彼女には奇妙な点がいくつかある。 風に揺れる優美な黒髪に似合わず、彼女が着用しているのは、竹刀の柄が印刷された不格好なTシャツだ。 幼い容姿に見合わず、漂う雰囲気は王族のように荘厳。見る者が見れば、彼女が一般的な少女ではないとすぐに気付くだろう。 「ああ。悪いが、今回は反省せねばならんことが山積みなのでな」 遠山は無愛想に返事をする。 彼が振り返っているのは、数時間前に行った初戦。 現代最強の剣術家と謳われていた自分は、そこで初めて敗北を喫した。 それも惨敗だ。手も足も出ずに倒れ込み、幼い少女に命を助けられてしまう始末。 あまりにも不甲斐ない結果だ。ここに師がいるのなら、今すぐに根性を叩き直してもらいたい。 井の中の蛙大海を知らずという言葉がふと思い浮かんだ。 世間がどれだけ遠山を持ち上げようと、彼より強い者はいくらでもいる。 それなのに彼は、現代最強の名に自惚れていた。自分より体術で優れている者などいないと、心のどこかで思い込んでいた。 自分を上回る力量を持つサイパスに恐怖を抱き、我を見失ったのも、それが大きな原因だ。 己こそが最強の剣術家などと思い上がっていなければ、相手が自分より強くとも、冷静に対応出来たはずである。 それに、相手に動揺して怒り狂ってしまったことも大きい。 武道において、精神の乱れとは最たる敵だ。フィクションでよくある仲間の死で憎しみに支配され覚醒、などというご都合主義、武道ではまず有り得ない。 大切なのは明鏡止水の心である。恐怖や憎悪に支配された精神では自分がどれだけ強くとも相手に勝つことが出来ない。 初戦でもサイパス・キルラを恐れ、怒りを抱かなければ多少は結果が変わっていたかもしれない。 されど、それはもう過ぎ去ったこと。一度迎えた幕引きを繰り返すことなど出来はしない。 だから次こそは。次こそはサイパス・キルラに勝ちたいと心の底から渇望する。 久しい感覚だ。現代最強の名を得てから、己が勝利を願ったことなど一度もなかった。 それは幼き頃の自分が持っていた、清く純粋な心。それを再び思い出し、男は剣を執る。 「壱与に話さねばならないことがある。長らく現代最強と呼ばれていた俺だが、殺し屋を相手に手も足も出ず敗北した」 「うん、知ってるよ。私はシャーマンだから。それに春奈がこんなに悩むことなんて、珍しいもの」 壱与と呼ばれた少女が蒲公英の綿毛に息を吹きかけると、綿毛が空高く飛んでゆく。 「それでも春奈は、現代最強の剣術家だよ。私はそう信じてる」 天気は快晴。数時間前までは雲に隠れていた太陽が、今は彼女を焼き尽くすように燦々と輝いていた。 澄み渡る青空を眺めて、少女は回想する。 ☯ 古代に存在していたとされる国の一つ、邪馬台国。壱与はそこの女王として君臨していた。 彼女が女王に即位したのは、齢十三の頃。親族である卑弥呼の跡継ぎという形で、それは唐突に訪れた。 身も心も幼い彼女は何もわからないまま女王に祭り上げられ、多くの民から崇められることになる。 壱与は必死に女王を演じた。卑弥呼を見習い、彼女のように立派であろうと努力をした。 壱与が女王になり、約二年後。邪馬台国は絶体絶命の危機を迎える。 少女一人で一つの国を支えることは、あまりにも無謀すぎたのだ。 突き付けられた終焉。救いを求める民を、無能な女王は黙って見届けることしか出来なかった。 そして残る民は、最後の一人。幼馴染の少年、ただ一人。 彼は壱与にシャーマンの秘術で眠るように言い聞かせると、剣を執り、戦場へ駆けた。 少女は少年の言葉を信じる。彼は意地でも未来まで生き抜くと言ったから。 「さようなら、壱与。来世でまた会おう」 そんな声が、聞こえた気がして。 壱与は咄嗟に起きようとするが、もう遅い。 一度使用した秘術はもう止められない。少年に大切な一言を伝えられないまま、少女は眠る。 彼女が夢で見たのは、戦場に降り積もる血染めの雪。 そこに横たわる少年の顔は、何故か充実感で満ちているように見えて――――。 そして現代へ。 眠りから覚めた少女が見たのは、変わり果てた世界。 滅んだ邪馬台国に代わり、日本という国が出来ていた。 箱の中で動く人間。汚い空気を撒き散らして走る乗り物。行き交う人々の奇抜な服装。 現代人には普通の風景でも、古代人の壱与には全てが未知の存在だ。 壱与がどう動けば良いかもわからず、桜の周辺で右往左往していると、前方から不思議な格好をした集団がやってきた。 集団は彼女を発見すると、指をさしてゲラゲラと笑い出した。 気分を悪くした壱与はすぐに立ち去ろうとしたが、集団の長と思われる男が彼女の肩を掴む。 「穢い」 最大の侮辱を込めて、壱与はそう言った。 彼女は傲慢だ。そう振舞わなければ、邪馬台国の女王として民に認められない。 「ガキの分際で調子に乗りやがって! お前ら、このガキやっちまおうぜ!」 男の掛け声に反応した部下が壱与を囲み、容赦のない暴力が降り注いだ。 それから数十分。壱与はひたすらに嬲られ続けた。 泣いても、怒っても、自分が想いを寄せていた男は助けに来ない。死者は復活しない。 少女は現代の人間が持つ悪しき心に絶望した。 自分が生きていた時代の人々は矜持を胸に生きていたのに、どうして未来人はここまで穢い。 わからない。理解が出来ない。多人数で一人を甚振るという下劣な行為を働いて、どうして笑っていられる? こんな世界で生きるくらいなら、いっそ死んだ方が良い。そう考えた壱与が舌を噛み切ろうとした時に、 「貴様ら、何をしている」 剣道服を身に着けた、細身の男が現れた。 稽古帰りの彼は群がる軟弱者を竹刀一つで振り払い、長の男に剣先を向けると、 「ひっ、ひぃぃぃぃ! 現代最強の剣術家だ!」 臆病者は呆気無く逃げた。 その情けない姿に溜息をつくと、男は少女に手を差し伸べる。 「久しぶり。迎えにきてくれたの?」 「俺とお前は初対面だが」 「……そうね。似ているけど、近くで見ると確かに違う。名を教えてほしいわ、現代最強の剣術家」 「遠山春奈。それが俺の名だ。ところで、俺と似ている人物とは誰のことだ?」 「ふふ、内緒よ」 差し伸べられた手を握って、少女は立ち上がる。 遠山春奈と名乗った男の姿は、勇敢な男と少し似ていて。 困惑気味の遠山を弄ぶように、少女は悪戯的な笑みを浮かべる。 舞い散る桜が、二人の出会いを密かに祝っていた。 ☯ 「そうか。ならば俺は、現代最強の剣術家であり続けよう」 壱与の信頼に応えるように、遠山は力強い声で言った。 今までのマスコミが勝手に付けた名とは違う。本当の意味で現代最強の剣客を目指すと決意する。 惨敗を知っても尚、現代最強と呼び続けてくれる少女がいるのだ。遠山はそれを否定するような女々しい男ではない。 「覚悟は決まった?」 「ああ。それと言いそびれていたが、家事洗濯や食事は棚に財布が置いてあるから、それで買うといい。洗濯はコインランドリーという便利な施設があり」 「う、うん。大丈夫だよ春奈、私にはシャーマンの秘術があるもの。これでも私は邪馬台国、最後の女王なのよ。昔はよくシャーマンキングと呼ばれていたものだわ」 「キングは王という意味だ。お前は自分が男だと言いたいのか?」 「じょ、じょじょじょ、冗談よ! 春奈の緊張を揉みほぐしてあげただけなのよ!」 自信満々の顔から一変、赤面であたふたと言い訳をする壱与。 英語が苦手な彼女は、愛読している現代の漫画に登場した英語を意味も知らずに使っていたのだ。 シャーマンが題材にされているから喜んでいるのだろうが、クイーンとキングの違いくらいはわかってほしいものである。 世間では今頃、キングを自称する変人少女とでも噂されているのだろう。遠山は少し頭を抱えたい気分になった。 「俺が戻る頃には、現代最強の変態と噂されているかもしれんな。少女を男のように育てた同居人とでも誤解されたら、師に合わせる顔がない」 「そ、外ではシャーマンキング自称してないし」 「どうして震え声で、しかも目を逸らす。意味もわからぬ言葉を乱用するなとあれほど言っただろう」 「説教だけは勘弁を! 慈悲深き現代最強のマリア様ー!」 ぷちんと血管が切れる音がして、地雷踏んだと壱与が気付く頃には既に遅い。 約数十分にも及ぶ怒涛の説教が始まり、壱与はその間ひたすら正座を強要されていた。 「さて、ではそろそろ俺も行こう。待たせている少女がいるのでな」 「うん。がんばってね、春奈。傍に手紙が置いてあるから、それも読んでほしいよ」 「了解した。それでは、行ってくる」 暫しの休息を経て、男は目覚めた。 負傷していた手足が何事もないように治療され、自由自在に動く。 自分の身に何があった? そう思考を巡らそうとするが、やはり理由はわからない。 夢の中で壱与に言われた通り周囲に手紙でもないかと探すと、それはすぐに見つかった。 春奈へ。 すごい怪我だったから、勝手に飛び出して治療しちゃった。 それとね、怖い人が相手だと目を瞑るといいって聞いたことがあるの。 相手を視力で追うのはやめて、気配で察知する戦法らしいよ。 あとね、ここにいた二人は地図の西洋貴族館っていうところから気配を感じるよ 「ほう。見覚えのある式神だと思っていたが、そういうことか」 手紙を見て得心した。 つまり彼に支給されていた物の一つは、壱与の式神だったのだ。 デイパックの中で静かにしていたが彼女だが、遠山の負傷が心配で勝手に治療した、ということだろう。 このタイミングで夢に壱与が出たことが不思議であったが、彼女の式神がいたのなら納得がいく。 夢の中に現れ、自在に話すのは日頃から壱与が気まぐれでしていた悪戯だ。シャーマンの秘術を使えば簡単に出来るらしい。 「西洋貴族館付近か。急がねばならんな」 ♂♀♂♀♂♀♂♀ 刻は黎明。 夜空の月光に照らされて、亦紅のサバイバルナイフが銀に光る。 彼女が横薙ぎにナイフを振るうと、自分たちを囲む木々が数瞬の間に伐り倒されてゆく。 「ナイフでこの威力って、えれぇ強さだな」 「吸血鬼でもないのに、パンチ一つで木を倒す珠美さんもかなり強いじゃないですか。本当に人間なのか疑いたくなりますよ」 情報交換を終えた彼女たちがしていたのは、腕試しだ。 珠美と喧嘩を楽しんでご満悦の亦紅は、遠山のことも忘れて遊びに興じていた。 汎用性の高い道具である丸太を回収しつつ、腕試しで互いの強さを見せ付けるという一石二鳥の行動だ。 出来上がった丸太を亦紅と珠美は拾い集める。 「人間も極限まで鍛えればあれくらい出来るもんさ」 「その代償におっぱいが……いふぁいいふぁい、じょーふですよ巨乳のボンガルさん」 唐突に頬を引っ張られて涙目になる亦紅。 口の中に生えている犬歯を発見して、彼女が吸血鬼なのは本当なんだなと珠美は再確認した。 普段はりんご飴や正一が頭脳や戦略面を担当していることもあり、珠美はあまり頭が良くない。 犬歯があるから吸血鬼なんだろ、とかそういう適当な理由だけで納得できてしまう人種だ。 「女の価値は胸より心意気だぜ」 亦紅の頬から手を離すと、珠美はない胸を張ってそう言った。 これはりんご飴に貧乳ネタを吹っ掛けられた時の決め台詞だ。 口喧嘩ではプロ級に駆け引き上手なりんご飴に言い負かされるが、何故か最後に決め台詞を言うのは珠美。 二人が同じ豪邸に暮らしていることもあり、このやり取りをする頻度は週に一回や二回。家を尋ねたヒーロー仲間が口喧嘩に巻き込まれた時は、その独特な雰囲気に恐れて裸足で逃げ出したとか。 「博士はロリなら誰でも国宝とか言ってましたね。あと、おばさんのおっぱいはしわしわだから価値がないとか」 「あ? 汚ねぇ花火希望か?」 「ボンガルさんが犯罪者の顔で私を睨んできます。遠山さん、助けてください!」 振り返り、背負っているはずの遠山に助けを求める亦紅。 そこであることに気付くも、どうしようかと複雑な表情になる。珠美も気付いたようで、彼女はコホンと咳払いした。 「遠山は置いてきた。常人代表みたいなあいつがいても、こっから先の戦いにはついてこれないから放置だ放置」 「あの芋虫状態で置いてきても死んじゃいます!」 「芋虫ってまずいよな」 「そんなもの食べたことありません、っていうか普通食べないです!」 「ほう、誰が芋虫だと? 是非とも聞いてみたいものだな、亦紅」 背後から聞こえる声に、ビクッと肩を震わせて亦紅は振り向く。 そこにいたのは、やはり遠山春奈だ。芋虫談義を聞かれたからか、降り注ぐ鋭い視線が痛い。 「遠山さん! 私は信じていましたよ。芋虫は芋虫です、青虫です」 「意味不明な言い訳だな。まあ良い。それで、そこにいる巫女服の女は誰だ?」 「あたしは火輪珠美。ヒーローという名の喧嘩屋だぜ」 「ヒーロー? お前は何を言っているんだ? いい歳をして特撮ごっこでもしているのか?」 頭に疑問符を浮かべる遠山。 表社会しか知らない彼にヒーローは馴染みのない言葉だ。 だから遠山に悪気はないのだが、真顔で質問をする彼に、亦紅は笑いを堪えるので必死だった。 「あちゃー、これは地雷踏んじゃいましたよ遠山さん! ダッシュで逃げて、ゴーゴーですよ遠山さん!」 「いちいち説明するのは面倒だが、社会は広いってことよ。 それと亦紅、あたしやりんご飴は善や悪に拘ってねぇから、これは地雷じゃないぜ」 ふざけて遠方に指をさす亦紅を一蹴して、珠美は遠山にヒーローのことを説明した。 彼女独自に価値観で語られたヒーローは強者を見つけてフルボッコにして金を得るという、とんでもないものだ。 ふざけ半分にフォローをする亦紅と、それを面白がって更にふざけたことを言い出す珠美に息があっている二人だな、と遠山は呆れた。 そんなこともあって、遠山はヒーローのことを強者を見つけては喧嘩を売る変人集団だと認識した。正一とリクは泣いてもいい。 「それにしても、りんご飴を大和撫子に叩きなお……ぷぷっ、叩き直す……って、あんたそりゃあ……」 「ほらほら、あれですよ。きっと遠山さんはアッーな趣味なんですよ」 「アッーだと? 何を意味不明なことを言っている」 「だってほら。りんご飴さんは女装してるけど男ですから、アッーですよ。意味不明って言われても、アッーはアッーですよ」 衝撃の事実! 自分をちゃん付けしていることから、遠山はりんご飴を女だと思い込んでいたが彼は男だ。 つまり遠山は男を大和撫子に叩き直すという、ホモホモしいアッー!なことを言っていたということになる。 新鮮なリアクションをする遠山に、亦紅と珠美は腹を抱えて笑い転げた。 その後、彼女たちが遠山に理不尽な説教をされたのは言うまでもない。 ♂♀♂♀♂♀♂♀ 「西洋貴族館。ここから鋭い殺気を感じるな」 「行くかい?」 「無論だ」 「気合!入れて!行きますよー!」 亦紅が洋館の扉を開くと、そこにはサングラスを掛けた巨漢が座っていた。 彼は三人を見渡すと、順々に指をさして名前を読み上げてゆく。 「ヒーローのボンバーガールに、現代最強の剣術家、遠山春奈。そして元殺し屋の――」 「亦紅です。それ以外の名前はありません」 「なるほど。何が原因だか知らないが、訳有りということか。俺は悪党商会の代表。森茂だ、よろしくね」 全ての正義の味方、悪党を知り尽くしている森茂は、亦紅が組織を抜けたことも当然知っている。 組織の狗、ルカが抜け出して裏切り者になったということは裏社会で有名な話だ。 元からルカはヴァイザー、サイパスと肩を並べられるほどに裏社会の有名人である。 ヴァイザーは割愛するが、サイパスとルカが恐れられていたのは組織にどこまでも忠実なその性格。 彼らの忠実さを試すために幹部が死ねと命じた時も、ルカは無表情で、サイパスは喜んで自らの命を差し出そうとした。 ヴァイザーやピーターのようなサイコパスは裏社会によくいるが、組織に忠誠を誓い、自殺する者など滅多にいない。 そこまで従順だったルカが、何の脈絡もなく組織から抜け出したのだ。噂にならないはずがない。 「訳有り、じゃなくて亦紅だから亦紅なんですよ。名前に理由なんてありません」 「ま、君の事情なんてどうでもいいんだけどね。本題に移るけど遠山君と亦紅君は正義? それとも、悪? そんなに難しく考えなくていいよ。ゲームを破壊したいか、一人だけ生き残って優勝したいか」 「決まっている。ワールドオーダーを斃し、無力な人々を救うのが剣術家たる俺がここで果たすべき役割だ」 「私も遠山さんと同じです。皆を殺して自分だけが生き残るなんて、そんなの有り得ないじゃないですか」 「そ。ちなみに俺は後者だ」 森茂の言葉に、亦紅と遠山が臨戦態勢に入った。珠美だけは飄々とした態度で次の言葉を待つ。 森茂の性格を知っている彼女は、彼ならそういう選択をするだろうと思ってたし、特別なリアクションをとる気がない。 これで森茂がゲームを破壊すると言っていたら腹を抱えて笑っていたかもしれないが、予想通りの台詞を言われてもつまらないだけだ。 「ま、そう構えないでよ。君たちに危害を加えるとは言ってないんだからさ」 「戯言を。貴様が何を考えているか知らんが、参加者を殺すというのなら斬るだけだ」 「そういうことです。それにユキちゃんの保護者が彼女を殺すなんて言ってるのに、黙って見過ごせるわけないですよ」 「保護者? 君からはそういう目で見られていたのか。ユキの親友であるルピナス君の保護者、亦紅君」 「まるで自分が保護者でない、赤の他人とでも言いたそうな台詞ですね」 「そういうこと。俺にとってユキなんて、赤の他人と変わらない存在さ。彼女が死のうが生きようが、どうでもいい」 明らかな挑発だ。遠山と珠美はそう捉えて平静を保っていたが、亦紅だけは違う。 ルカは無価値だ。ただ組織の狗であればいい。道具に感情など必要はない。 お前が死のうが生きようが、どうでもいい。お前を家族だと思ったことなど、一度もない。 ――――父親から聞き飽きるほど押し付けられた言葉が脳裏に蘇る。 それは呪いの言葉。彼女の自由を奪った父親は、それに飽きたらず強烈なトラウマを植え付けていた。 自意識が芽生えた頃から父親が死ぬまで、彼らがまともに会話をしたことは一度たりともない 亦紅はイヴァンを超える早業でスプーンを取り出し、そのまま森茂へ向けて超速で投擲した。 「怖いね。他人の君がユキのことでそんなに怒る必要ないじゃない」 怒りに駆られて投げられたスプーンの軌道は、標的から少しズレている。 森茂は余裕の態度を崩すことなく、首を傾けてスプーンを避けた。 「あなた、ユキちゃんが嫌いなんですか? 今まで彼女に向けてきた笑顔は総て偽りだとでも言うんですかッ!」 亦紅はユキと面識がある。ルピナスと彼女が友達のように、亦紅とユキ達もまた、友達だ。 ユキたちとブレイカーズ支部に殴り込んで千斗に怒られたことも。 夏実、ユキ、舞歌、ミル、ルピナスとかき氷大食い大会に参加して決勝戦でユキと激闘を繰り広げたことも。 バレンタインで撃沈した裕司をユキやルピナスと励ましたことも。 総てが大切な思い出だ。 他愛のない日常の一ページが、感情を得て新たな人生をスタートした亦紅には特別に思えた。 ユキと遊んでいる時に、森茂を見たこともある。 優しく頭を撫でる森茂に、顔を赤くして照れるユキの姿は親子のようであった。 あれが本当に偽りの笑顔だというのなら、大した役者だ。 「俺は悪党商会を例外なく愛しているよ。便利な道具として、だけどね。 中でも一とユキは良かった。信頼出来る相手が不在だった彼らは簡単に懐いてくれたからね」 返ってきたのは、最悪の答え。 森茂にとっては当然のことであり、遠山や亦紅にとっては信じ難い言葉である。 あの笑顔は偽りで。森茂はユキを利用するためだけに騙し続けてきたというのか。 この外道は孤独から解放されたユキに、再び地獄のような苦しみを味わえと言っているのか。 これをユキに知られては、ダメだ。彼女まで自由を奪われる必要はない。 そう思った亦紅は一歩前に出ようとするが、遠山の手が制した。 「なんですか、遠山さん」 「少し頭を冷やせ、亦紅。怒り狂っては相手の思うつぼだ」 初戦で遠山は怒りに突き動かされ、銃弾に対処することなく惨敗してした。 どれほど高等な技術を有していようとも、精神が乱れていると実力を十全に発揮出来ないことを思い知った。 それに相手は明らかに挑発を狙って発言している。そのままのせられるのは、危険だ。 ひとまず亦紅には下がらせ、自分が前線に立つのが最善だろう。 「こんな外道を見て頭を冷やせなんて、よく言いますよ。遠山さんは少女を見捨てて殺そうとしてる保護者を放っておくつもりですか?」 「阿呆が。誰も外道を放置するとは言っていないだろう。理解出来ないのならば、言葉を訂正しよう。 ――あいつは俺が斬る。だからお前は下がっていろ」 「表社会だけで強者を気取っている君が俺の相手をする? 君さぁ、悪党商会をなめすぎじゃないの? 素直にそこの二人に守られていた方が身のためだよ」 森茂は自分に鋭い視線を向ける遠山の言葉をため息混じりに一蹴すると、彼に見せ付けるようにS W M29を握った。 わかりやすい威嚇行為だ。銃で撃たれたら痛いや怖いで済まないのは稚児でも知っている。 銃口が向けられた先は遠山春奈。現代最強の剣術家と名高い男はゆるりと瞳を閉じた。 そして森茂は機械のように精密且つ素早い動作でS W M29の引き金を引く。 ここまでに要した時間は僅か0.4秒以下。サイパスやイヴァンをも凌駕する超人的な速度だ。 常人では捉えることが困難な音速で銃弾が遠山を迫る。 「そこだ!」 自身を押し潰そうとする死の奔流を察知して、遠山は駆けた。 それはあまりにも無謀な行動。ついに壊れて自殺行為に走ったか、と森茂は呆れ返る。 命の危機に瀕した者が恐怖のあまり自殺するのは、それほど珍しいことでもない。 己が勝利を確信してS W M29の銃口を残る二人に向けようとした、その瞬間。 「おおおッ!」 雷光と見紛うほどの速度で、銀の閃光が彼を穿たんと奔る。 それは人間に許容された限界領域で放たれる最速の突き。 そのスピードは暴風の如く吹き荒んだサイパス・キルラに劣るが、それでも常人に成せる業ではない。 恐るべき攻撃に死を直感した森茂は、咄嗟にS W M29を横へ向けると、頑丈な銃身で突きを受けた。 渺と遅れてやってきた暴風が彼の頬を裂く。流れ出す鮮血は、敵対者の強さを雄弁に物語っていた。 (怖いね。少しでも反応が遅れていたら、今頃俺はあの弾丸と同じ目に遭っていたわけか) からんからん、と洋館に響く2つの金属音。 S W M29の銃弾が真っ二つに斬られたことを彼は悟った。 「素直にそこの二人に守られていろだと? つまらぬ冗談だ。 女の陰で守られているだけの男など、死んでいるも同然だろう」 森茂と鍔迫り合いを演じる青年が口にしたのは、現代では廃れきってしまった歪な男女論。 元男の亦紅や悪党商会社長の森茂にも到底理解出来ない、男の信念。 その強固な意思は、彼の威風堂々たる出で立ちが如実に表している。 「―――俺は現代最強の剣術家、遠山春奈だ。矜持を捨て、醜く生き延びるつもりなど毛頭ない!」 男には、貫くべき矜持がある。 男には、守るべき少女がいる。 男には、惨敗した自分を現代最強の剣術家と呼び続けてくれる存在がいる。 だから男は、現代最強の剣術家であり続けると誓った。 マスコミ風情に付けられたものではない。真の意味で現代最強になりたいという渇望を抱いたのだ。 自ら現代最強を名乗ったのは、慢心でも驕りでもない。そうあり続けようと決意したから、吠えた。ただそれだけのことである。 「そのためなら命を奪われても構わない、と?」 「無論。最後まで矜持を貫いて死ねるならば、それが日本男子としての本懐だ」 「なかなかどうして、狂ってるね。君はもっと冷静な人だと思っていたが、俺以上にイカレてるようだ」 「貴様のような性根が腐った男には、そう思えるかもしれんな」 善悪のバランスを保つため、このゲームに参加した正義と悪、そして仲間をも滅尽滅相すると決めた森茂。 己が信念を貫き通し、どんな強敵が相手でも“現代最強の剣術家”として対峙すると決意した遠山春奈。 全く異なる思想を持つ両者は、互いが互いを異常者だと認識している。 唯一共通しているのは、勝者が正しいという絶対のルールを理解していることのみ。勝負の世界において、敗者の言い分は負け犬の遠吠えでしかない。 数度言葉を交わし、後方へ下がりつつ遠山が見舞ったのは唐竹割り。 剣道で鍔迫り合いになれば、どちらか一方が引き技を打つのが定石。彼が行ったのはそれだ。 先の突きと比較して圧倒的に威力の劣る攻撃は、S W M29の銃身で容易に防がれたが、距離を空けることには成功。 一瞬の隙でも見逃さまいと音速で射撃体勢に入った森茂の視界に映る遠山は、既に刀を構えて深呼吸をしていた。 これでは同じ行動の繰り返しだ。消耗戦に持ち込む手もあるが、一度の戦闘で大量の銃弾を消費するのは惜しい。 1秒にも満たない僅かな時間で思考を終えた森茂は、懐から不思議な形状のベルトを取り出した。 [Authentication Ready... ] 「現代最強の名は伊達じゃないか。たしかに君は俺の見てきた一般人の中では最強の男かもしれない」 だが、それがどうした。 そう言わんばかりに歪に口角を曲げた森茂の肉体が漆黒の鎧に包まれる。 [Transform Completion] 現れたのは、黒のシルバースレイヤー。 その禍々しいオーラは、彼が正義と対極の位置にあることを告げている。 予め用意されていた漆黒の刃を握り、森茂は駆けた。 遠山も動じることなく疾走し、互いの刃が交じり合う。 「問おう。森茂、貴様は何がために剣を執る」 「善悪総てを相殺して、正義と悪のバランスを保つ。そのためさ」 「ならば俺は正義を名乗ろう。現代最強の剣術家はこれより『正義』を名乗り、貴様ら悪鬼羅刹を斬り伏せる」 それは誓いの言葉。 元の世界にいるはずの壱与に。 自分を見守ってくれている亦紅と珠美に。 仮面の奥底で禍々しいことを企んでいる森茂に。 「なるほど。君は余程、俺に始末されたいようだ」 剣を弾き、両者は後方へ飛び退く。 (やはり力では俺が劣るか) 着地した遠山が感じたのは、防具も無しに籠手を打たれたかのような痛みと痺れ。 血の滲むようなトレーニングを繰り返し、努力を積み重ねても、人外と常人では決して埋めることの出来ない差がある。 それが身体能力だ。漆黒の装甲で人外同等のチカラを得た森茂と、生身で戦に臨む遠山春奈には圧倒的な力量差が開いていた。 (短期決戦。それしかないようだな) 彼我に大きな差があるのなら、体力が尽きる前に決着をつければ良い。 実に単純明快な結論を導き出して、遠山は地面を蹴る。 たん、と軽快に響き渡る足音。それはすぐさま、機関砲を彷彿とさせる轟音に掻き消された。 遠山の命を刈り取らんと押し寄せたのは黒き濁流。出処を辿ると、それは漆黒の砲台から流出していた。 絶望的なまでの力量差だ。剣一つであの闇を斬り裂くのは不可能に近い。 そう考えていた遠山の前に、颯爽と巫女服の女が躍り出た。 「こいつはあたしに任せろ、遠山!」 目には目を歯には歯を、大砲には大砲を。 彼女は大砲級に巨大な花火を形成すると、それを闇に向けて放つ。花火と闇は拮抗し、遠山の危機を救った。 三人で唯一遠距離攻撃を持つ珠美が足止め役を買って出たのだ。 「しかし、それではお前が――」 「さっさと行け! ちったぁ他の奴らを信じろよ、女だからってボンバーガール様をナメんじゃねえ!」 珠美、りんご飴は自由人でありながら己が矜持を貫いて生きている。 男だとか、女だとか、そんな記号は関係ない。自分が止めると決めたのだから、意地でも止める。 それに珠美は、りんご飴と同じく相手が強い方が燃える人種だ。 こうして強大な闇と拮抗しているだけで胸が高鳴る。最後に残るのはどちらか一方だろうが、それまでは愉しめそうだ。 「済まない。すぐに終わらせる」 迷っている暇はない。 遠山は珠美を信じて走り続けた。 出会っても間もないが、彼女も矜持を持って生きているということは、その台詞から理解出来た。 彼女が誇り高き戦士であるなら、心配無用。戦士への過度な心配は侮辱になる。 「ボンガルさん、私は」 遠山に一喝された後、冷静さを取り戻した亦紅が呟いた。 「遠山が心配なんだろ? 亦紅、あんたもさっさと行け。遠慮しなくていいぜ、このビームは絶対に食い止めてやっから」 「……わかりました。ご武運を祈ります!」 互いに右手を突き合わせて、亦紅も遠山の後を追う。 強敵と戦う時に拳を突き合わせるのはりんご飴発案の行為だが、珠美は相手がりんご飴や瑞雨以外でもこれをするのが癖になっていた。 敵はあらゆる面でサイパスを上回る強者だ。珠美がいなければ遠山は為す術もなく暗黒の津波に飲み込まれていただろう。 だから三人で挑む。一人では勝てない相手には二人や三人で勝つ。珠美が今までしてきたことだ。 押し寄せる闇の津波は過去最大級の威力を持っているが、それでも珠美は勝利を信じて踏ん張り続ける。 「うおおおッ!」 袈裟、逆袈裟、右薙ぎ、左薙ぎ、唐竹、逆風―― 刹那の間に目にも留まらぬ神速で繰り出される剣技の数々。 その絶技は剣の道で一定の境地に達していない者が見れば、6つの刀が同時攻撃をしているかのように錯覚するだろう。 それは森茂とて、例外ではない。彼は対処が遅れた幾つかの斬撃を、その身に浴びせられている。 「剣の腕は俺が上のようだな」 人間は身体能力で化物を上回ることは出来ないが、これまで培ってきた技術だけは違う。 技術だけはどんな生物でも皆平等だ。素人のゴリラに真剣を持たせて、高度な剣技を披露させることなど不可能だ。 森茂の腕もプロの剣術家より数段は優れているが、それでも剣術だけなら遠山に軍配が上がる。 「ああ。たしかに剣術『だけ』は敵わないね。 さて、そろそろ茶番は終わりにしよう」 「ほう」 転がり落ちていた弾丸が再び動き出し、遠山を目掛けて射出される。 サイコキネシス。 茜ヶ久保一の有する超能力と同等のものだ。 頭上から振り落とされたのは氷塊。 他者を嬲ることを目的としているような荒々しい殺気と、命の鼓動を凍て付かせるように冷ややかな殺気の二重攻撃。 前者は現在の茜ヶ久保一が持っているもので、後者は親を殺戮されたばかりのユキが纏っていた雰囲気そのものだ。 「あの頃のユキは優秀な道具になると思ったんだけどね」 過去を懐かしむように呟く森茂に、 「ふざけるのも、いい加減にしてくださいよ。ユキちゃんはあなたの操り人形なんかじゃない!」 亦紅が吠えた。 彼女は森茂が心底気に入らない。 彼を見ているだけで、自分を傀儡のように操っていた父親の顔を思い出してしまうのだ。 亦紅は空高く飛翔すると、矮躯に見合わぬ怪力で降り注ぐ氷の鉄槌を粉微塵に粉砕した。 天からの殺気が消えたことで残る殺気は一つのみ。 「よくやった、亦紅」 遠山は横薙ぎに剣を一閃するとそこから生じた剣圧が弾丸を切り刻む。 されど、相手は超能力で操られた凶弾だ。その存在を消し去るまで追跡は終わらない。 その執念に呆れ果てるも、銃弾をただ斬るのではなく、木端微塵にすることに方針転換。 銃弾が落ちるまで、何度も。何度も。破竹の勢いで素振りをする。 「お見事」 ぱち、ぱち、ぱちぱち。 やがて弾丸が消え失せ、彼ら三人を褒め称えるように拍手が贈られる。 「貴様、それは何のつもりだ?」 顔を顰めた遠山が、問いを投げかけた。 三人の視線を一身に受け止め、森茂は彼ら三人を順番に見回す。 彼らは皆、戦士の表情をしていた。 元からヒーローの珠美はもちろんのこと、他の二人も負けず劣らず、戦士と認めるに相応しい佇まいだ。 亦紅から再び遠山に目線を合わせ、森茂は口を開く。 「合格だということさ」 森茂の言葉に遠山が反論しようとした、その刹那。 真剣が宙に舞い、洋館の壁が崩れ落ちた。 亦紅に衝撃が走る。 あの刀を持っている男はこの場に一人しかいなくて、つい先程まで共闘していた益荒男が消えていたから。 「遠山さん!」 亦紅は仲間の名を呼ぶが、返事はない。 代わりに飛び込んできたのは、鉄槌を手にした漆黒の戦士。 それを見た、亦紅が遠山を壁に叩き付けた武器を察すると同時に、鉄槌が振るわれる。 その速度は、遠山の剣と同レベルに疾い。殺気もサイパスやヴァイザーの比ではない程に膨れ上がっている。 亦紅は咄嗟にバックステップして躱すことに成功したが、風圧だけでどこか遠くへ吹き飛ばされてしまいそうだ。 それでも意地で踏ん張り、お返しとばかりにフォークを投擲。 たかがフォークだと侮る無かれ。半吸血鬼の剛力と元殺し屋のテクニックを併せ持つ亦紅が放てば、威力は弾丸相応か、それ以上となる。 「どれだけ速くても通用するなんて、厄介な能力ですね」 ため息混じり亦紅がサバイバルナイフで弾いたのは、彼女が投擲したはずのフォークだ。 フォークは彼女に投げられた後、森茂の目前で止まるとくるりと方向転換。亦紅へ向けて再び動き出したのである。 今回は相手が念動力を扱えると判明していたから対処に成功したが、イヴァンやピーターならそれを知ることもなく即殺されていただろう。 そう考えると、念動力を用いた不意打ちに対処した遠山は大したものだ。表社会で最強の名を冠していただけはある。 亦紅は遠山が飛ばされた方角を一瞥すると、敬意を払って微笑んだ。 「仲間が殺されたのに、随分と冷静だね。元殺し屋の君には、遠山春奈の死が大したことなかったかい?」 「遠山さんは生きてますよ。あの人がそう簡単に死ぬわけないじゃないですか」 亦紅には何故かそんな確信があった。 まだ知り合って数時間しか経たないが、遠山が死ぬ光景だけは想像出来ないのだ。 彼ならどんな攻撃を受けても、己の矜持を貫くために立ち上がると亦紅は信じている。 「遠山さん。あなたの力、少し借りますね」 抜身で絨毯に刺された霞切を手に取る。 天井の照明に反射して煌めく刀身は、森茂を覆う闇に対抗するよう、光り輝いていた。 それは希望の光。凛とした輝きは、遠山の気高き魂のようだ。 「死んだ仲間の力で悪党を斃そうと思っているのかい? 泣けるね」 「こんな簡単な問題も間違えるなんてダメダメですね、森茂さん。 正解は生きてる仲間や友達と未来を切り拓くためにあなたを殺す、ですよ」 西洋館に漂う瘴気を斬り裂いて、亦紅は風のように駆け抜ける。 こころ密かに燃える華ひとひらを走り出す勇気に添えて、止まらない嵐の中へ。 行く手を遮る氷雪、テレキネシスの数々を戦友(とも)と共に貫いてゆく。 その姿は全盛期のルカを彷彿とさせるが、希望を胸に舞う亦紅の動きはルカよりも鮮やかだ。 「ルピナスには悪いけど、披露しちゃいますよ」 それは夢か現か――。 縦横無尽に疾走る亦紅を中心に、次々と新たな彼女が生み出されてゆく。 現れた三人の亦紅は、その誰もが行動を乱すことなく、森茂に押し寄せる。 「分身……いや、残像か」 元から常人には捉えられない速度であったが、そこから更に加速することで達人にも視認が困難なスピードに達する。 この状態で右往左往に動けば残像が生まれ、大半の相手は亦紅が分身していると錯覚を引き起こす。 これぞ野生の力と犬の脚力を併せ持つルピナスの身体能力が可能にした正真正銘の専用技。 発案者の亦紅も、練習することでこの境地に辿り着くことが出来たが、効力は半分以下の劣化版だ。 亦紅が創造した加速世界(アクセル・ワールド))を森茂はじっくりと観察した。 2つ以上の残像を作り上げる化物と対峙したのは初めてだ。 ブレイカーズ支部長の怪人を一瞬で斃した銀髪少女の噂。それが実話だと理解する。 されど、恐れる必要はない。彼女を止めるための駒は、沢山あるのだから。 「あなたは、どれだけ自分の仲間を侮辱したら気が済むんですかッ!」 森茂を庇うように聳え立ったのは、水芭ユキと鵜院千斗の雪像。 ご丁寧に氷の涙を装飾された二人の役割は肉壁。 僅かに鈍った亦紅の動きを、森茂は見逃さない。収束された念動力で一人の亦紅が掻き消される。 本来なら避けられる攻撃だが、対象が残像であれば、無駄な動作をする必要はない。 残像が消されたことを気にすることもなく、亦紅は2つの雪像を両断した。 「悪党商会に所属する総ての人間は、誰でも平等に俺の駒だ。 駒を利用して何が悪い? 君は将棋の駒を動かさずに、詰むのを待つのか?」 世間話をするかのように、軽快な口調で森茂は尋ねる。 亦紅の言葉は的外れだ。従順な駒を犠牲にすることに、何の迷いがあろうか。 むしろユキと千斗は喜ぶべきである。半田や近藤なら、目的達成の礎となれたことに感謝の涙を流すだろう。 「人間として終わってますね。あなたからは腐った海の匂いがします」 「それが元殺人鬼、ルカの台詞かい?」 上空から降り注ぐ氷柱が二人目の亦紅を貫通する。 彼女はやがて空気になり、消失した。残像だ。 これで残りは残像一人に、本物一人の合計二人だ。 森茂は漆黒の剣を引き抜くと右手に握った。槌と剣の二刀流だ。 「阿呆。そいつはルカではない、亦紅だ」 満身創痍の身体に構わず、益荒男は再び立ち上がる。 今は不在のミルやルピナスに代わり、亦紅の存在を肯定したのは遠山春奈。 彼の力強い言葉が亦紅の背を押し、少女は無邪気に笑った。 そう。ルカは組織を抜けたあの日の夜に、死んだ。 此処で剣を執るのは希望を宿した一人の少女。――ミル博士の助手、亦紅だ。 「誰がなんと言おうが知ったことじゃありません。私は亦紅です」 最後の残像を犠牲に、空を切ったハンマーを蹴り飛ばす。 互いに残る武器は剣のみ。先に仕掛けたのは森茂だ。 彼我の体格差を利用した、上段からの斬り下ろしが亜音速で亦紅に迫る。 これを受けるのが困難だと察した亦紅は、極限のタイミングで斬撃を躱すと、横薙ぎに剣を振るう。 彼女の一撃は剣を振り上げ、がら空きになった森茂の胴へ命中。漆黒の装甲に傷が入った。 そこから更に、胴を蹴り飛ばして後方へ下がる。矮躯だからこそ出来る身軽な体術だ。 「お見事。なかなかやるじゃないの」 「全く通じてないのに、何がお見事ですか」 落ち着いた声音で、亦紅の華麗な動きを褒め称える森茂。 動揺する心を誤魔化すように、亦紅は苦笑する。 遠山の絶技がまるで通用しないのだから、装甲の耐久性が高いことには気付いていた。 だから初撃で胴を両断出来るという常識は切り捨て、連撃でダメージを与えることに重点を置いたのだ。 これまでもブレイカーズ怪人などの、頑丈な鱗を持つ相手は同じ箇所を集中攻撃することで斃してきた。 今回も相手の余裕を崩す程度には出来ると思ったのだが、自分の考えが甘かったことを痛感する。 「そんなことはない。骨の何本かは折れたよ。だから次は、俺の番だ」 森茂の言葉に偽りはない。 遠山春奈、亦紅と連戦で幾つもの骨や内臓に負担がかかっている。 それでも彼が平然としていられる理由は、先天性無痛無汗症を患っているからだ。 この病気はその名の通り、痛みを感じず、汗もかかない。戦士としては理想的ともいえる病である。 本来は先天性なものだが、なんと森茂は悪党商会の技術を用いて人為的に、発症させることに成功した。 それもユキや千斗、茜ヶ久保など悪党商会でも拒否する構成員が多い中、彼は自ら実験台になったのだ。 森茂は正義と悪のバランスを保つためなら、己の肉体すらも犠牲に出来る。自分の命を惜しいとも思わない。 [Black Blade Charge Completion] 漆黒の刃が妖しく煌めいた。 それはルピナスが憧れて止まない青白い輝きと対を成す、深淵の闇。 ヴァイザーやサイパスの比ではない。端的に言って、次元が違う。 今の森茂が放つ悪意なき殺気は、組織の誰よりも鋭く、冷ややかだ。 彼はこの技で罪のない人々を屠ってきたのだろう。対峙しているだけでも足が竦みそうだ、と亦紅は苦笑いした。 「どうした、何を震えている」 「と、遠山さん!」 「あいつの相手は俺だと言ったはずだ。お前が無理をする必要はない」 いつからそこに現れていたのか。 亦紅が握る刀を強引に奪い取り、遠山は鋭い視線で森茂を見据える。 「遠山さん、目を瞑らなくても大丈夫なんですか?」 「恐怖は克服したはずだ。俺より優れた体術を有した者が相手でも、二度と怯えたりはしない」 「……死なないですよね?」 「案ずるな、剣術は俺の専門分野だ。邪な心を持つ者には、負けんよ」 「また男の矜持ですか?」 「ああ。男には貫かねばならん意地がある。それに今は、阿呆な少女を守らなければならんからな」 そう言って、遠山は駆けた。 相手は闇を具現化したような存在だが、恐れることはない。 自分は現代最強の剣術家であり続けると誓ったのだ。闇を恐れているようでは、現代最強の名を語れはしない。 [Go! Silver Thrasher] 「はぁぁああああッ!」 一瞬の交差。 銀光と暗黒が交わり、両者は刹那の攻防を終える。 「やるじゃないの」 漆黒の剣はその闇を失い、砕け散り。 「無論だ。現代最強の剣術家が一騎討ちで負けるわけなかろう」 遠山は勝ち誇ると、その誇りを胸に崩れ落ちた。 胴から溢れ出す鮮血は、彼に死期が近いことを告げている。 それでも男に後悔はない。彼は少女を守り抜き、己が矜持を貫けたのだ。 剣の道に生き、剣の道に死す。それは侍として、最高の終焉なのだろう。 「壱与を頼む。お前ならきっと良い友になれるだろう」 呆然と自分を見つめる少女に後を託して、剣客は深い眠りにつく。 その表情は死人と思えないほど穏やかで、達成感に満ちていた。 現代最強の剣術家、ここに散る――。 【遠山春奈 死亡】 「遠山春奈が時間を稼いでくれたのに、逃げないのかい?」 「当然です。遠山さんが作ってくれたチャンスを無駄にするわけ、ないじゃないですか」 「これを見てもそう言えるかい?」 [Right Leg Charge Completion] 森茂の右足に闇が収束してゆく。 それは小規模なブラックホール。見る者総てを飲み込むような圧倒的な殺意と存在感。 呪詛に満ちた呻き声は、これまで殺された者達の怨念か。 「私には男の矜持なんてわからないけど、遠山さんは命を賭けて勝利を託してくれたんです。 だったら私は、彼が創った道筋を閃光のように駆け抜けてやりますよ」 だから逃げない。 そう決心した亦紅の肩を、トンと叩く手があった。 彼女が振り向くと、そこには不敵に笑う巫女服の女。 砲台を撃破した珠美が巨大な打ち上げ花火を用意してそこに佇んでいた。 「世話の焼けるヤツだぜ。この見せ場はあんたに譲ってやっから、存分にその強さを魅せてくれよ」 「もちろんです。さあ、いきますよ、ボンガルさん!」 二言だけ言葉を交わして、亦紅の足元に現れた打ち上げ花火が爆発する。 それは彼女たちが互いの拳をぶつけ合った時に珠美が使用した、出鱈目な技。 二人は拳で語り、認め合った仲だ。珠美が協力する理由は、それだけで充分。 「「打ち上げ花火、ver亦紅!」」 声高らかに叫び、亦紅は上空へ飛翔する。 闇で充満した漆黒の虚空で待ち構えているのは、最凶の一撃を放たんとする黒き悪魔。 急降下する森茂が叩き込むのは、深き絶望。 仲間の力を借りて空高く跳ぶ亦紅が拳に宿すのは、希望の光。 「「はぁぁあああッ!」」 そして、希望と絶望が交わった。 最後に立っていたのは――。 「いつかルピナスが言ってました。希望を宿した戦士は、どんな絶望が相手でも勝てるって。 つまりは、そういうことです。託された力で頑張りましたよ、とおや、ま、さん……」 「それがあんたの強さか。良いものを魅られたぜ、亦紅」 倒れ込む少女の矮躯を、珠美が支える。 結果は森茂の勝ち。それなのに亦紅が勝ち誇っているのは、漆黒の装甲が壊れたからである。 希望は絶望を打ち砕く。ヒーローに憧れた犬の少女は、そんな台詞を毎日のように繰り返していた。 ミルや亦紅が絆や希望に拘っているのは、ルピナスの影響も非常に大きい。 どんな生物でも最期は物語を終えてしまう。だからこそ、それまで希望を灯して生きようともルピナスは言っていた。 物語になることは、悪いことじゃない。むしろルピナスが心から望んでいたことだ。 それでも人生は素晴らしいから。ミル博士や亦紅と過ごす他愛のない日常を愛していたから、彼女はここでも希望を信じて騎士に助けを請い、そして友を信じた。 その結果は残酷なものであり、彼女の救いがない最期は一人の親友を狂わせてしまったのだが、それはまた別の物語。 「けど、悪ぃな。あたしが戦う前に逃げられちまった。だからあたしも寝るぜ、流石に能力使い過ぎ、ちまった」 洋館の壁にもたれ掛かって、珠美も眠る。 普段ならここまで消耗しないのだが、今回は出血大サービスをした反動が大きかったようだ。 『春奈を守ってくれてありがとう。春奈も、よくがんばったよ』 静かになった西洋洋館に、遠山春奈のデイパックから一人の童女が現れた。 彼女は珠美と亦紅を発見すると、最大限の感謝を込めて頭を下げる。 少女はデイパックの中で眠っていたが、大体の経緯は理解していた。そういう存在なのだ。 『だからこれは、私からのお礼』 三人の額に手を翳して、不思議な呪文を詠唱する。 この世ならざる者の力を借りたその秘術は、彼女たちの傷を瞬く間に癒してゆく。 最後に遠山の傷を癒やし、手紙を書き終えると少女の姿は煙のように消え去る。 三人の中で最初に起きた遠山が手紙を読むと、それはすぐに誰の仕業なのか判明した。 亦紅、ぼんがる。春奈を助けてくれて、ありがとう。 これはしゃーまんくいーんからのちっちぇえお礼だよ。 春奈は現代最強の剣術家の最強な剣客で、すごくつよいから三人でがんばって、なんとかなるよ。 私もどうやら後一回だけはおーばーそうる出来るみたいだけど、時間が限られてるから手紙だけ置いておくね。 また傷付いたら式神で私を呼び出して。式神だけど、私は私だから、協力するよ。 でも無茶しないでね、春奈。今回は致命傷で助かったけど死んだ人は蘇らないよ、しゃーまんきんぐじゃないからね 「壱与の仕業か。どうやら、俺は死に損ねてしまったようだな」 「良かったじゃないですか。私の傷も消えて元気全快だし、気分は最高ですよ!」 遠山の背後から手紙を覗いて、亦紅はくすりと微笑んだ。 命拾いをしたのなら、これほど良いことはない。素直に喜ぶべきだと彼女は思う。 「それにしても、ボンガルさん寝過ぎじゃないですか?」 「あいつも回復されているはずなのだがな。元から寝坊助なのだろうか?」 「とりあえずボンガルさんが起きるまで待ちましょうか。その後は必勝祈願で神社参りでもします?」 「神頼みか。たまにはそういうのも悪くはない。しかしこの巫女、下品すぎるだろう」 涎を垂らしてだらしなく眠る珠美に呆れて、後で説教せねばと遠山は彼女が起きてからの方針を決める。 そんな他愛ない日常の延長線で、亦紅は心の底から笑っていた。 「それにしても、風切が無事に届いて良かったです。これで私も本格的に戦える」 デイパックにある剣と機械を確認する。それは亦紅が過去に使用していた愛刀、風切と相手のランダムアイテムを1つ奪う道具であった。 サバイバルナイフとあまり使い慣れないマインゴーシュよりも、風切の方がしっくりくる。レプリカではないかと疑いもしたが、その手触りからして本物に違いない。 相手の隙を見てこっそりと道具を操作した甲斐があった。どうやらこの判断は正解だったようだ。 「遠山さん」 「なんだ?」 「強くなりましたね。それでこそ、現代最強の剣術家ですよ」 「当然だろう、改めて言われるまでもない」 「あ、照れてます? 顔赤いですよ、照れますよね?」 「ええい、黙れ! 貴様のせいで締まらんだろうが!」 【現代最強の剣術家 復活】 【I-4 西洋貴族館/早朝】 【亦紅】 [状態]:健康 [装備]:サバイバルナイフ、マインゴーシュ、風切、適当な量の丸太 [道具]:基本支給品一式、銀の食器セット [思考・行動] 基本方針 主催者を倒して日常を取り戻す 1 博士とルピナスを探す 2 サイパスら殺し屋組織を打破して過去の因縁と決着をつける 3 首輪を解除するための道具を探す。ただし本格的な解析は博士に頼みたい 【遠山春奈】 [状態]:健康 [装備]:霞切 [道具]:基本支給品一式、ニンニク(10/10)、壱与の式神(残り1回) [思考・行動] 基本方針 現代最強の剣術家として、主催者と組織の連中を斬る 1 現代最強の剣術家であり続けたい 2 亦紅を保護する 3 サイパスとはいつか決着をつけ、借りを返す 4 亦紅の人探しに協力する ※亦紅が元男だということを未だに信じていません 【火輪珠美】 状態:健康 装備:なし 道具:基本支給品一式、ヒーロー雑誌、薬草、禁断の同人誌、適当な量の丸太 [思考・行動] 基本方針 祭りを愉しむ 1:亦紅、遠山春奈としばらく一緒に行動。 2 祭りに乗っている強い参加者と戦いを愉しむ 3 祭りに乗っていない参加者なら協力してもいい 4 りんご飴がライバル視しているヴァイザーを見つけ出して一戦交える 5 他のヒーローと合流するつもりはない ※りんご飴をヒーローに勧誘していました ♂♀♂♀♂♀♂♀ 「どうやら、俺が優勝するのも骨が折れるようだ。実際に骨が折れているけどね」 薄ら寒いオヤジギャグを呟きながら歩く森茂。 強制的に変身解除をされてしまった彼は、今後の方針で悩んでいた。 彼にとって理想的な状況は、他者を殺して生き残ろうとする者。つまりマーダーだけが残ることだ。 そうなればマーダー同士は勝手に潰し合いを始め、自分がどこかに身を潜めているだけでも参加者の数が大幅に減るだろう。 最悪なのは、ゲームを破壊しようとする者。つまりは対主催ばかりが生き残ることだ。 目的が一致している彼らは間違いなく徒党を組み、マーダーを各個撃破する展開になるだろう。 そうなってしまえば、自分が優勝出来る可能性は格段に下がるし、マーダーによる参加者の殺害も困難になる。 だから自分が優先的に潰すべきは、対主催の参加者だ。マーダーはワールドのようにやり過ごし、新たな犠牲者を増やしてもらうのがベスト。 (それであの三人に挑んだのに、遠山春奈の実力を見誤ったかな) 亦紅と珠美が他の強力な参加者と手を組むと厄介だと思い、排除しようとしたのに自分も大きな損害を出してしまうとは。 遠山は死んだし、他の二人にも大ダメージを与えることは出来たが、剣や装甲が破壊されたのはあまりにも痛い。 遠山春奈もある程度の強さを持つ参加者だとわかっていれば見過ごしていのに、強さを見誤った。それが森茂の敗因だろう。 それでも2つの収穫はある。一つは遠山春奈が死んだこと。彼は一騎討ちで必殺技を破るほど厄介な参加者であったし、真っ当な対主催を減らせたのは大きい。 もう一つは、亦紅がユキを全面的に信用していると判明したことだ。 (悪党商会の構成員も利用したいけど、やっぱりユキが厄介だ。悪党商会の秘密を握っている彼女はそれだけでも厄介なのに、亦紅、クロウ、ルピナスと強いお友達も参加している。 それに悪党商会の構成員でも、彼女を気に入っているハンターや千斗を仲間に引き入れる可能性があるし、全参加者で一番厄介な存在と言えるかもしれないね。徒党を組まれる前に始末するのが最善だ) ここにきて初めて、ユキの秘める可能性に気付いた。 彼女は学生、悪党商会の二大勢力に属する人間だ。放置しておくと多数の対主催を引き連れて、ゲームの破壊を狙う可能性がある。 元殺し屋で半吸血鬼の亦紅、吸血鬼のクロウ、亦紅の使用していた技を見るに相応の実力を持っているルピナス。 それだけでも厄介なのに、そこに悪党商会幹部の半田と悪党商会構成員の千斗が加入する可能性も高い。 千斗自体は他の構成員と比較してひ弱な男だが、彼を気に入っている茜ヶ久が問題だ。千斗と共にユキの味方になる可能性も少なからずある。 そう考えると、ユキは厄介極まりない存在だ。彼女が苦手意識を抱いている恵理子だけは自分に反旗を翻さないと信用出来るが、他の構成員がユキのために反旗を翻してくるのは勘弁願いたい。 彼女は過去のトラウマから無差別的に殺すのを拒否するだろうから、利用するのも難しい。殺すのが最善である。 (しかし、困ったね。この装備だけで能力者のユキを殺すのは難しい。 賢い彼女は騙し討ちにも引っかからないだろうし、ユキを殺すのは鎧が回復した後かな) そう結論付けて、森茂は草原を彷徨う。鎧の修復が完了することに要するのは約4時間。 修復が終われば再び悪党商会構成員の技能や闇の力を扱う強力な鎧を装備出来るが、それまでは鎧無しで行動するしかない。 【I-4 草原/早朝】 【森茂】 [状態]:ダメージ(大)、疲労(大)、骨折、内蔵損傷 [装備]:S W M29(5/6) [道具]:基本支給品一式、S W M29の予備弾丸(18/18)、ヒーロー変身ベルト [思考・行動] 基本方針 参加者を全滅させて優勝を狙う。 1:交渉できるマーダーとは交渉する。交渉できないマーダーなら戦うが、できるだけ生かして済ませたい。 2:殺し合いに乗っていない相手はできるだけ殺す。相手が大人数か、強力な戦力を抱えているなら無害な相手を装う 3:悪党商会の駒は利用する 4:ユキは殺す ※無痛無汗症です。痛みも感じず、汗もかきません 【壱与の式神】 シャーマンの壱与特製の式神。 彼女の式神を呼び出すことが出来る。式神は意思を持ち、彼女の性格通りに行動する。 戦闘に参加することは出来ないが、シャーマンの秘術で治療することは可能。ただし呼び出せる回数は三回のみ。 【風切】 雷切と共に伝説となっている名刀。 力で制するのではなく、手数で攻めることを重視して作られている。非常に軽く、使用者の速さを全く落とすことなく振るうことが出来る。 殺し屋時代に受けた依頼の報酬として亦紅が所持していたが、組織を抜ける際に長年付き合ってきた相棒であるからとそのまま持ち去った。 雷切と同じく様々な災害や能力に耐性があるが、それらを斬るには雷切以上に実力が必要とされる。 【ヒーロー変身ベルト】 悪党商会が「偽ヒーロー量産計画」の為に用意したベルト。 着用してポーズと掛け声をとれば誰でも自分のイメージしたヒーローになれる。 装甲を破壊されると修復に4時間を要する。剣の修復には6時間必要。砲台は修復不可 【盗賊(シーフ)】 相手のランダムアイテムを一つ選択して奪う道具。 選択後、一定の時間が経つと自分のデイパックに転移する。 053.MI・XY 投下順で読む 055.スポーツ支配計画 時系列順で読む 056.暁の騎士 昏睡放置!空気と化した最強 亦紅 vsジョーカー 遠山春奈 火輪珠美 メタ・フィクション 森茂 Outsourcing
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氏名:カシオ 性別:男性 種族: 出現: 消失: 詳細: 【契約・約束を守る】が【内容を故意に曲解する場合が有る】 【嘘をつかない】が【聞かれない事は話さない】 そして 【絶対に、あらゆる組織に所属しない】 【シナリオ中で必ず1度以上暗躍を試みる】 【シナリオ中で必ず1度以上暗殺を試みる】 攻略:
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE ONLY ONE EURO BEAT ALL MY TURN -このターンに、オレの全てを賭ける- SUPER STAR 満-MITSURU 170 971 74% (2013/09/11) 癖付くと厄介 -- 名無しさん (2012-08-08 19 01 06) これデニムだったか あそこでめっちゃ削られる -- 名無しさん (2012-12-05 04 46 38) ☆9では難しい方だと思う。 -- 名無しさん (2013-03-06 17 38 40) 階段死ね。 -- 名無しさん (2014-04-23 21 07 02) アポカリみたいな区切りの乱打・ブレイク後のリズム難な35トリルなど難所が多く、詐称クラスでは無いがニュージェネより少し難しい フレーズはキャッチーだがスコアも出しにくい -- 名無しさん (2014-06-30 21 30 48) これ普通に強い ☆9上位だから挑戦レベルにはかなりキツイと思われる あと譜面傾向が☆10のTwelfth styleに似ている為、こちらで先に慣れておくと良いかもしれない -- 名無しさん (2015-12-08 01 28 57) この曲は楽しくない -- 名無しさん (2017-08-08 18 31 02) 久しぶりにやったら楽しかった。7取れた辺りで乱付ければハズレ引いても指動かす練習になるかな。 -- 名無しさん (2017-08-08 19 45 59) ↑7段取れたら辺りで です、すいません。 ハードは正規が無難です。 -- 名無しさん (2017-08-08 19 49 22) 名前 コメント
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弦楽奏者シオミ(ゲンガクソウシャ~) p e 属性 雷 コスト 11 ランク B+ 最終進化 A レベル HP 攻撃 合成exp 1 318 308 ? 40 692 657 ? 最大必要exp 10,268 No. 0204 シリーズ シオミ Aスキル サンダーヒール+ 雷属性の味方のHPを小回復(5%) Sスキル 稲妻の魔術 敵全体へ雷属性の小ダメージ(25%/5turn) 売却価格 11,700 進化費用 110,000 進化元 シオミ(B) 進化先 調奏シオミ・フォニック(最終進化A) 進化素材 ド2(A+) フ2(B+) フ2(B+) ロ2(B) キ1(C+) フ1(C+) - - 入手方法 進化、クリスタルガチャ 備考